meet30 program

ITRC meet30 プログラムの詳細です。

1 日目 (2011 年 11 月 28 日 (月))

13:30 〜 13:40

オープニング

13:40 〜 15:20

[IA 研究会主催 セッション]

学生セッション

15:30 〜 16:30

[セッション] 展示デモ紹介セッション

デモ展示出展社リスト

  • 株式会社アライドテレシス開発センター
    • ネットワークの仮想化により信頼性を向上 〜ロングディスタンス-VCS (LD-VCS)〜
    • CenterCOM x610 シリーズはロングディスタンス-VCS (LD-VCS) による仮想化リングバックボーンの構築が可能となり、シンプルでコストパフォーマンスに優れたネットワークを実現します。
  • アラクサラネットワークス株式会社
  • 京都大学
    • オンデマンド型家庭内電力ネットワークのための電力経路制御における資源予約システム
    • QoS 保証の為のインターネットプロトコルを用いて家庭内の電力ネットワークにおいて供給電力や電力経路の資源を予約するプロトコルの提案を行う。
  • 株式会社コムワース
    • SwiftWing SIRIUS LCS/Xena Networks
    • 最高 20Gbps ラインレートに対応した HDD キャプチャシステム「SwiftWing SIRIUS LCS」と圧倒的なコストパフォーマンスで 10M/100M/1G/10G/40G/100Gbps ラインレートジェネレートに対応する「Xena Networks」のデモ展示を致します。SwiftWing SIRIUS LCS は、業界初の最高 20Gbps ラインレート下におけるトラフィックをパケット長の如何によらず HDD に取りこぼし無く取得可能な Gigabit/10Gigabit 対応 HDDキャプチャシステムです。Xena Networksは、10M/100M/1G/10G/40G/100Gbpsに対応した、従来の概念を打破する驚異的なコストパフォーマンスと柔軟性を持つテストソリューションです。
  • サイバートランスジャパン株式会社
    • 次世代インテリジェント照明 IP-LED システム
    • IP-LED システム「CFP-501PM」、「CFP-501PS」、「IP-LED サーバ」は、既存の照明をグループ制御、調光、電力の見える化、照明の故障検出や交換時期の通知といった利便性の向上と省エネ効果を実現する次世代インテリジェント照明です。PoE 給電で駆動する IP-LED コントローラは、様々なタイプの照明に導入可能で、人感センサー・照度センサーと連動することで自動制御による電力削減目標の達成を実現します。
  • 株式会社シー・オー・コンヴ
    • 大規模 Windows ネットブートシステムを可能にする“ReadCache”と“CO-Store (新製品)”
    • 大規模 Windows ネットブートシステムの構築や運用において障害となっていた「サーバへの負荷集中」「仮想ディスク複製の待ち時間」を解消する“ReadCache”と新製品“CO-Store”のご紹介。これらの製品により多階層のキャッシュ機構を備えたネットブートシステムを構築することができ、端末数が 4500 台にも及ぶネットブートシステムの構築が可能となりました。
  • シスコシステムズ合同会社
    • シスコ コラボレーション/仮想デスクトップソリューション
    • 情報共有のための WebEx ソリューション
      • いつでもどこでも手軽に使える情報共有のための WebEx ソリューション及び Android タブレット端末「Cius」のデモを行います。遠隔授業やゼミ活動、職員会議など、研究室や学舎の壁を越えた臨場感のあるビジュアルコミュニケーションを実現できます。
    • 仮想デスクトップソリューション
      • エンドツーエンドでの仮想化エクスベリエンスを提供する Cisco VXI のデモを行います。動画などのリッチコンテンツ配信やユニファイドコミュニケーション環境を実装することができます。デスクトップを仮想化し、シンクライアントに置き換えることでデータやアプリケーションがデータセンターに集約され情報漏洩を防ぎます。
    • ジェイズ・コミュニケーション株式会社
      • SSO 認証教化製品 WisePoint のデモ及びその他セキュリティ製品のご紹介
      • ひとつの ID/PASSWORD で様々なシステムにアクセス出来るシングルサインオンは非常に利便性が高いが逆に脆弱性も高くなります。そこでシステムを利便性重視のものとセキュリティ重視のものに分け、セキュリティ重視のシステムについてはマトリックスパスワードを組み合わせ認証を強化する WisePoint のデモを行います。その他ワーム拡散防止アプライアンス Trustwave NAC, 次世代 FireWall PaloAlto のご説明も行います。
  • 株式会社トランス・ニュー・テクノロジー
    • ICE-IT 方式での Energy-On-Demand (EoD) による家電制御のデモ
    • NICT 委託研究「情報通信・エネルギー統合技術の研究開発」(ICE-IT プロジェクト)では、情報通信技術を生かした家庭内〜地域内規模のエネルギーマネジメントの方式を研究開発中である。大学と企業を合わせて 6 チームからなる共同研究で、本デモはその全ての要素技術を組み合わせたデモであり、実際の家電機器を用いる。各機器から明示的に発行された電力要求にもとづき電力制限値の範囲内で電力が配送される様子や、複数電源からの電力選択の様子を紹介する。
  • 株式会社富士通研究所
    • 仮想サーバ移動時のネットワークの自動設定
    • クラウドインフラでは、仮想サーバ移動時のネットワーク自動設定が課題となります。富士通研究所は、IEEE で標準化が目前のエッジ仮想スイッチ管理技術を拡張し、スケーラビリティを向上させた自動設定を実現しました。標準準拠かつスイッチ多段構成での実装は世界初です。デモでは、可視化ツールによるアニメーションで、スイッチ多段構成での仮想サーバ移動および自動設定の様子を御覧いただきます。
  • VSS Monitoring Japan
    • ネットワーク可視化
    • VSS モニタリングでは、高速ネットワーク環境において、様々なトラフィックパケットをキャプチャリングする最新のネットワークモニタリングソリューションのデモを展示いたします。このソリューションは、10Gbps の速度で、ハードウェアによるパケットキャプチャを行い、各種ポリシーフィルタリングや転送、複写を実現するものです。

16:40 〜 18:40

[IA 研究会主催セッション] ITRC 15 周年・IA 10 周年 記念シンポジウムセッション (1)

パネル企画「インターネットのこれまでとこれから」
詳細は、主催研究会のページをご確認ください。

18:40 〜 20:40

夕食

21:00 〜 22:30

[セッション 1B] 「これからのインターネット研究戦略を考える」

ITRC の 4 期継続が認められたが、審査のヒアリングでコメントのあったことがらや、継続の書面に記載されていたコメントについてみなさんと議論を重ねたい。とくに国家戦略になるような研究テーマの抽出を求められている。

2 日目 (2011 年 11 月 29 日 (火))

8:35 〜 9:50

[IA 研究会主催 セッション]

学生セッション、一般
詳細は、主催研究会のページをご確認ください。

9:50 〜 10:00

休憩

10:00 〜 12:00

[セッション 2A] CIS/INI 分科会

  1. サーバ等機器稼働数と消費電力のモデル化 (仮)
    吉川美奈子 (NTT 情報通信プラットフォーム研究所)
    サーバ室の節電運用の為に、サーバの利用計画から電力消費を予想して計画を調整することが必要で、サーバ等機器類の起動台数と消費電力量の関係をモデル化した。モデル化のために、稼働サーバ数と機器の総消費電力量の実績値を 1 時間単位で数ヶ月間収集を行い、このデータを元にサーバの機種別に一台辺りの平均的な消費電力量を パラメータ化した。得られたモデルに基づきサーバ使用計画を調整し 2011 年夏季の運用を行った。
  2. 組織横断型グループ属性を提供する学認 mAP
    中村素典、西村健、大谷誠、山地一禎、曽根原登 (NII)
    大学等の組織を単位として分散的に認証を提供する学術認証フェデレーション基盤において、組織を横断する形で構成されるグループメンバ情報を管理し、グループに基づく認可手段を提供する学認 mAP と、それを活用したサービス事例について紹介する。
  3. クラウド基盤構築フレームワーク Dodai について
    横山重俊、長久勝、吉岡信和 (NII)
    本発表では、OpenStack や Hadoop など複数のクラウド基盤構築を簡易化する構築ツールのフレームワークである Dodai を中心に国立情報学研究所 GRACE センターのクラウドに関する取り組みについて説明します。
  4. 大学におけるセキュリティ対策とクラウドサービス
    小川 賢 (神戸学院大)
    情報システムの運用・管理の効率化等の要因でクラウドサービスの導入を検討する大学が増えている。サンプル規定集が参考にしている政府機関統一基準では、クラウドサービスの利用は外部委託の一形態と考え、既存のセキュリティポリシーで対応が可能であると考えられているが、大学で検討されるクラウドサービスは外部委託だけではない多様な形態も考えられる。大学におけるクラウドサービスの導入にあたって注意が必要なセキュリティポリシーの項目について紹介する。

10:00 〜 12:00

[セッション 2B] NWGN 分科会

遅延/分断耐性ネットワーク DTN (Delay/Disruption Tolerant Network) 技術
笹部 昌弘 (阪大)
本セッションでは、新世代ネットワーク構築のための基盤技術の一つである DTN (Delay/Disruption Tolerant Network) 技術に焦点を当てる。本セッションでは、この問題に取り組んだ最新の技術を紹介するとともに、今後の方向性について議論する。

  1. ノードモビリティの制約がエピデミックブロードキャストの性能に与える影響
    山田陽介、大崎博之、ディミトリ・ペリン、今瀬真 (阪大)
    本稿では、ノードモビリティの制約が、遅延耐性ネットワークにおけるエピデミックブロードキャストの性能に与える影響を分析する。エピデミックブロードキャストの性能は、メッセージの転送アルゴリズ ムだけでなく、ノードモビリティにも大きく左右されると考えられる。しかし従来の研究では、ノードモビリティの制約が、エピデミックブロードキャストの性能に与える影響が十分明らかにされていない。そこで本稿では、シミュレーション実験により、ノードモビリティの制約が、3 種類のエピデミックブロードキャスト方式 (P-BCAST (PUSH-based Broadcast)・SA-BCAST (Self-Adaptive BroadCast)・HP-BCAST (History-based P-BCAST)) の性能 (到達性・迅速性・効率性) にどのような影響を与えるかを明らかにする。その結果、ノードモビリティの制約によって、エピデミックブロードキャストの効率性は低下するものの、到達性および迅速性が大幅に向上することがわかった。
  2. 疎密度モバイルアドホック網における重み付き平均を用いた時刻同期方式
    飴村 壮史、笹部 昌弘、滝根 哲哉 (阪大)
    複数端末からなるネットワークシステムにおいて端末間の時刻同期は重要な課題であるが、疎密度モバイルアドホック網においては、直接通信可能な端末が常時存在するとは限らず、NTP など既存の時刻同期方式の適用が困難となる。この問題に対し、単純平均法と呼ばれる、端末遭遇時に互いの時刻情報を交換し、それぞれの時計をその平均値に調整することで時刻同期を実現する手法が提案されている。本研究では、平均の計算方法を変更することで時刻同期の収束速度の向上を目指す。遭遇頻度の高い端末はより正確な時刻情報を持つ可能性が高くなることから、端末の遭遇率を考慮した重み付き平均法を提案する。解析とシミュレーションにより最適な重みの決定方法とその時達成される収束速度、同期精度を明らかにする。
  3. DTNを用いた分散型情報共有システムの試作
    藤田 範人、植田 啓文、柳生 智彦 (NEC)
    近年、不安定な無線通信環境において高信頼・高効率な通信を実現する手段として Delay/Disruption Tolerant Network (DTN) 技術が注目されている。筆者らは無線アドホック環境に DTN を適用した、ピアツーピア型の情報共有方式の研究開発を行っている。本発表では、提案する DTN ルーティングの到達率改善方式、同報配信方式のスケーラビリティ改善方式について説明を行うとともに、試作した情報共有システムの紹介を行う。

12:00 〜 13:30

展示デモ見学/昼食/臨時総会/ITRC 運営委員会

13:30 〜 15:30

[セッション 3A] MINX 分科会

  1. はこだて未来大における医療関連研究
    藤野雄一 (はこだて未来大)
  2. 北海道西部医療連携ネットワーク構築の現状 (仮題)
    新見隆彦 (札幌医科大)
  3. 未定
    原量宏 (香川大/徳島文理大)
  4. 生体情報収集ネットワークシステム構築 (仮題)
    前田拓真 (札幌医科大)
  5. 情報薬とその後の展開 (仮題)
    辰巳浩之 (札幌医科大)

13:30 〜 15:30

[セッション 3B] NVW 分科会

ネットワーク仮想化分科会 NVW (Network Virtualization Working Group)
中尾彰宏 (東大)
新世代ネットワークの基盤技術として世界的注目、研究が進められているネットワーク仮想化では、ネットワーク構成資源をその使途、目的に応じて仮想的に割り当てるとともに、使途要件に応じた機能をネットワーク層が提供する事で、より緻密なアプリケーション適応性を提供することが期待されています。本セッションでは、ネットワーク仮想化を実現、応用する技術について議論します。

  1. エッジ仮想ブリッジの試作とプロトコル可視化
    兵頭和樹、中川幸洋、小林伸治、白木長武、清水剛 (富士通研究所)
    データセンターにおける仮想化技術の利用が増加している。特に、仮想マシン (VM) を自由に再配置し動的に資源を割当てる技術が注目されている。IEEE では、VM 移動の際のネットワーク設定の複雑さを緩和する、ポート設定の自動移動 (AMPP) の規格策定を進めている。しかし、AMPP はサーバと隣接スイッチの間でしか動作しない。多段スイッチ環境で AMPP を実現しつつ、プロトコル解析のための可視化フレームワークを構築したので報告する。
  2. DYPOP: Datacenter beside Your telco-POP の実験にあたって
    小林克志 (理研)
    DYPOP (atacenter beside Your telco-POP) は次世代ホスティングサービスの実証研究をおこなっている。DYPOP ではインタラクティブ Web サービス、CDN、などのネットワークサービスを利用者側の回線集約局舎に設置されたクラスタ上にホスティングすることでサーバ-端末間遅延の抑制による応答性の向上、P2P ノードの信頼性向上などが期待できる。本発表では、DYPOP プロジェクトの概要を説明するとともに、実証実験にあたって必要な基盤側の機能などを議論する。
  3. ネットワーク仮想化とスケーラブルな並列アーキテクチャ
    小林克志 (理研)
    インターネットトラフィックの増大により大きな容量のルータおよびリンクが常に求められ、技術革新によって性能向上がされてきた。いくつかの技術革新は並列化手法を取り入れることでなされている。しかしながら、個々のネットワークデバイスでは内部の並列化を隠蔽するような設計がされており、そのコストは決して小さくないと考えている。我々は、ネットワークをあらかじめ多くの仮想化スライスに分割、仮想化スライスを並列コンポーネントに割り当てるアーキテクチャとすることで、内部並列化の隠蔽が不要なネットワークアーキテクチャを提案している。本発表ではこのアーキテクチャと、いくつかの応用について説明する。
  4. コアラボによる広域ネットワーク仮想化実験
    中尾彰宏 (東大)
    First and Last Mile Network Slicing: 東京大学で研究開発をすすめるWiVi (WiFi Virtualization Infrastructure) によって実現可能な様々なアプリケーションを紹介しながら、スマートフォンやタブレットと網の連携を効率化する First-Last Mile Network Slicing の重要性について議論する。
  5. ネットワーク仮想化と連動する無線テストベッドの構築モバイル実験について
    真野浩 (山梨大)
    ネットワーク仮想化技術の用途として注目されるテストベッドは、国内外でその構築が進められている。しかしながら、セルラーや無線 LAN 等の無線ネットワークは、既存の無線通信システムの実ノードを組み込む範囲に留まり、新たな無線方式やプロトコルとの連携実証ができない。そこで、仮想無線空間と無線ノードを構築し、ネットワーク仮想化技術と組み合わせる事で、無線、有線を融合したテストベッドが構築可能となる方式の提案を行う。

15:30 〜 16:30

展示デモ見学/休憩

16:30 〜 18:30

[セッション ] ITRC 15 周年・IA 10 周年 記念シンポジウムセッション (2)

  • 公立大学法人 公立はこだて未来大学 中島 秀之 学長
  • 公立大学法人 札幌市立大学 原田 昭 学長
  • 国立大学法人 室蘭工業大学 佐藤 一彦 学長

18:30 〜 21:00

懇親会

21:00 〜 22:30

[セッション 4B] 133.69.0.0/16 と ASN2523 について

ITRC の持つネットワークアドレス資源である、AS 番号 (2523)、IP アドレス (133.69.0.0/16) について、来年度からの課金ルール、運用体制について議論を行う。提案する案としては、アドレスは、16bit を 20bit づつに分割し、費用を 16 分割し、課金する。AS 番号については、アドレスの用途は教育研究用を想定して、商用のような RDB に基づいたものではなく、割当者に都合のよい AS番号からそれぞれ広告するような内容を提案する予定である。

3 日目 (2011 年 11 月 30 日 (水))

9:00 〜 11:00

[セッション 5A] RICC 分科会

  1. RICC 分科会設立について巻頭言
    柏崎礼生 (東京藝術大学)
    大学を初めとする各種研究機関やインターネットサービス事業者がプライベートクラウドシステムを構築したり、パブリッククラウドサービスを提供し始めている。これら地域や大学に散在する教育・研究用のコンピュータ資源を相互接続した並列分散コンピューティング環境を実現しようとする動向が現れ始めた中、この巨大計算機環境の積極的な利活用を推進すべく、研究開発や情報交換、技術共有を目的とする分科会「RICC (RegionalInter-Cloud sectional-Committee)」を設立する。
  2. クラウドコンピュータを利用したTE手法の評価
    柏崎礼生 (東京藝術大学)
    広域映像配送においてクロストラフィックの発生による伝送損失を回避することは必要不可欠であるが、運用ポリシーによるトラフィックの制限が課せられた回線やベストエフォート回線などが混在したマルチホーム環境においては有効な経路の探索が困難となる。本発表では配送拠点が隣接拠点との間のネットワーク情報を計測し、膨大な数の配送経路の組み合わせに対して得られたネットワーク情報をもとにした高速離散イベント型シミュレータをクラウドコンピュータを用いて高速に評価する手法を提案し、その有効性を示す。
  3. 移動透過な仮想計算機によるグローバルライブマイグレーション
    近堂徹 (広島大学)
    仮想化技術の特徴のひとつとして、セッション状態などアプリケーションの内部状態を保持したまま仮想計算機を任意のハイパーバイザに移動させるライブマイグレーションが活用されるようになってきている。しかしながら、このライブマイグレーションは同一リンクに接続されたハイパーバイザ間での移動を前提としており、サイトをまたがる広域ネットワークでの展開は難しい。本発表では、仮想計算機に移動透過通信機能を組み込むことでこれらの問題を解決し、インターネットを経由できるマイグレーション (グローバルマイグレーション) の実現手法とその制御機構および利活用について述べる。
  4. Dripcast Server-less programming for cloud-full computing
    中川郁夫 (インテック)
    (交渉中)
  5. 今後の RICC の活動について
    柏崎礼生 (東京藝術大学)、近堂徹 (広島大学)
    今回の分科会の総括とともに、今後の RICC の活動についての予定についてお話する予定。

11:00 〜 11:30

クロージング

問い合せ先

PC

  • 秋山豊和 (京都産業大学)
  • 戸倉一 (ネットワンシステムズ)

LA

  • 藤野雄一 (はこだて未来大学)
  • 新見隆彦 (札幌医科大学)

その他、本研究会に関しての問い合せは、質問フォームで受け付けています。

情報流通基盤分科会 (INI)

  • 主査
    • 曽根 秀昭 (東北大学)
  • 副査
    • 山崎 康広 (NEC)

チャーター

ITRC 研究会の 2 回において、当分科会が企画するセッションを設定し、研究発表および技術交流、意見交換を行う。そのテーマとして、ネットワーク基盤の構成技術の全般を扱うが、とくに耐災害通信インフラやミドルウェア連携ネットワーク制御などを想定している。

※過去の活動詳細は「活動」のページをご参照ください。

医療情報ネットワーク連携分科会 (MINX)

  • 主査
      • 辰巳 治之 (札幌医科大学)
  • 副査
      • 水島 洋 (国立保健医療科学院)
      • 戸倉 一 (ネットワンシステムズ)

チャーター

  • 医療福祉クラウド協会 (MeWCA) シンポジウム
      • 日時: 2014 年 5 月 15 日 (木) 13:00~18:00
      • 会場: 文京シビックホール(小ホール)
  • 第 35 回インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 研究会 (meet35)
      • MINX 分科会セッション開催予定
  • 第 36 回インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 研究会 (meet36)
      • MINX 分科会セッション開催予定
  • 第 21 回 NORTH インターネット・シンポジウム 2015 開催予定
  • 第 66 回ネットワーク先端技術フォーラム 開催予定

※過去の活動詳細は「活動」のページをご参照ください。

地域間インタークラウド分科会 (RICC)

  • 主査
    • 柏崎 礼生 (大阪大学)
  • 副査
    • 近堂 徹 (広島大学)
    • 北口 善明 (金沢大学)

チャーター

2014 年度

2013 年度の活動をベースに広域分散クラウド (distcloud) ワーキンググループの活動をさらに発展させ、distcloud を支える技術、distcloud を活用する技術、他のインタークラウド技術に関するワーキンググループを新たに作ることで他組織との連携を図り、実際の問題・課題の発展および研究を推進する。既に RICC コアメンバーと北海道大学、NII との間で共同研究契約が締結されている。また、分科会の活動の一環として医科のような活動を実施する。

  • スタッフミーティングの実施 (隔月~毎月)
  • ワークショップ・強化合宿の開催
    • 2014 年 5 月 @高知県 第 5 回地域間インタークラウドワークショップ
    • 2014 年 7 月 @長野県? RICC-NII ワークショップ
    • 2014 年 9 月 @北海道 第 6 回地域間インタークラウドワークショップ
    • 2014 年 11 月 @広島? 第 2 回地域間インタークラウド強化合宿
    • 2014 年 1 月 @冨山? 第 3 回地域間インタークラウド強化合宿
    • 2014 年 3 月 @沖縄? 第 7 回インタークラウドワークショップ

更に詳しい活動

※過去の活動詳細は「活動」のページも合わせてご参照ください。

UA 技術の普及・実践分科会 (UAT)

  • 主査
      • 釜江 常好 (東京大学/スタンフォード大学)
  • 副査
      • 渡辺 隆行 (東京女子大学)
      • 中山 雅哉 (東京大学)

チャーター

2014 年度

2013 年度までは、高齢者・障害者のインターネット利用分科会 (UAI) として活動を行ってきましたが、2014年度からはユニバーサルアクセス (UA) 技術の普及啓蒙と実践方法に関する情報共有を中核とした研究活動にシフトすることとし、分科会の名称を変更することに致しました。本分科会では、昨年度まで中心として行って来た UAI 研究会の活動も継続して実施いたします。

      • Android 端末を用いた視覚障害者の支援システムの構築を行うなかで、支援システムだけでは解決できない種々の課題が多数あることが明らかとなってきた。これらの課題には個々に取り組んでいる活動があるが、それらの情報は個々の情報として点在する状況にあり、それらが連携した情報として共有されていない問題がある。そこで、特に障害を持つ情報技術の専門家を中心として、ユニバーサルアクセス技術の課題とその解決方法に関する情報共有の場を UAT 分科会として提供し、支援技術を広く流通させるための支援活動を行うこととする。これらの情報を、web サービスを展開する企業などと協調して利用者の利便性向上に寄与する活動を行う。ユニバーサルアクセス技術に関する情報共有支援の活動
      • UAI に関連する研究や、重要な技術・話題、参加者の事例紹介などを通じて、 参加者間で議論を行う公開研究会を年 3 回程度開催する。公開研究会 (UAI 研究会) の実施

※過去の活動詳細は「活動」のページをご参照ください。

新世代ネットワーク構築のための基盤技術研究分科会 (NWGN)

  • 主査
    • 大崎 博之 (関西学院大学)
  • 副査
    • 笹部 昌弘 (奈良先端科学技術大学院大学)
    • 鈴木 一哉 (NEC)

チャーター

新世代ネットワーク構築のための技術、特に新世代ネットワークアーキテクチャのための基盤技術(ネットワークプロトコル、ネットワークテストベッド、クラウドネットワーキング、大規模ネットワーキング、グリーニング、コンテキストアウェアネス、クロスレイヤネットワーク、ネットワークミドルウェアなど) を対象とし、その研究の活性化および情報交換、さらには共同研究の推進を目的とする。新世代ネットワーク構築のための技術に着目したワークショップを開催し、焦点を絞った分科会活動も行う。

※過去の活動詳細は「活動」のページをご参照ください。

IoTデータ連携推進分科会 (PIoT)

  • 主査
    • 秋山 豊和 (京都産業大学)
  • 副査
    • 真野 浩 (コーデンテクノインフォ)

チャーター

現在多くのIoTアプリケーションはクラウドサービスなどを活用した垂直統合によって構築されており,個々のアプリケーションドメインに閉じた形でデータや情報の収集・分析が進められている.一方で,得られたデータや情報のオープン化や連携する組織間での利活用は,さらに高付加価値な情報を生み出す可能性がある.インターネット草創期の自由な相互接続構築と同様に,応用分野や組織の枠を超えて,データや情報の水平方向の連携促進を目指して,IoTで収集・分析されるデータの交換市場の実現や,様々なIoTプラットフォーム間の柔軟な相互接続実現のためのアーキテクチャの研究開発に取り組む.

キャンパス情報システム分科会 (CIS)

  • 主査
    • 岡部 寿男 (京都大学)
  • 副査
    • 秋山 豊和 (京都産業大学)
    • 丸山 伸 (シー・オー・コンヴ)

チャーター

第 35 回、第 36 回研究会にてセッションを開催予定である。VDI やネットプール など教育用端末関連技術、大学向けプライベートクラウドサービス、学認を はじめとする認証基盤システム関連の話題など、キャンパス情報システムの 導入・運用に関わる技術を中心とした講演を公募する予定である。また、 セッション開催に合わせて企業からのデモ展示についても合わせて検討する。

※過去の活動詳細は「活動」のページをご参照ください。

日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第163委員会運営規約

  1. 運営組織
    日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会 (以下、本委員会という) は大学・研究機関の研究者及び産業界の研究者から構成される。本委員会を円滑に運営するため以下の組織を置く。
    1. 委員長
      1. 委員長は委員会総会において委員から互選される。委員長は本委員会を代表する。
      2. 委員長の任期は 2 年とする。ただし再任を妨げない。
    2. 副委員長
      1. 副委員長は委員長が委員から指名する。副委員長は委員長を補佐し、委員長の任務履行に支障が生じた場合には、その任務を代行する。
      2. 副委員長の任期は 2 年とする。但し、再任を妨げない。
    3. 事務局長
      1. 事務局長は委員長が委員から指名する。事務局長は委員長を補佐し、本委員会の総務・会計活動全般を管理する。
      2. 事務局長の任期は 2 年とする。但し、再任を妨げない。
    4. 幹事
      1. 幹事は、委員長が委員から指名する。幹事は委員長、副委員長及び事務局長を補佐する。
      2. 幹事の任期は 2 年とする。但し、再任を妨げない。
    5. 顧問
      1. 委員長は、国内外から学識経験者若干名を顧問として指名することができる。
      2. 顧問の任期は本委員会の設置期間とする。但し、委員会継続の場合の再任を妨げない。
    6. 委員会総会
      1. 委員会総会は委員会の運営に関する重要事項について審議し最終的な議決を行う。
      2. 委員会総会は、年 1 回以上開催する。
      3. 委員会総会は、委任状を含めた委員総数の過半数の出席によって成立し、出席者の過半数の賛成により議決する。
    7. 運営委員会
      1. 本委員会を円滑に運営するため、運営委員会を置く。
      2. 運営委員会は以下で構成される。
        1. 委員長、副委員長、事務局長、幹事
        2. 学界委員のうちから委員長が指名したもの、若干名
        3. 協力会会員(企業等)委員のうちから委員長が指名したもの、若干名
        4. 協力会会員(企業等)が推挙し委員長が委嘱したもの、若干名
        5. 分科会を代表する主査または副主査、分科会ごとに 1名
      3. 運営委員会は、委員会の運営に関する事項のうち重要事項以外のものについて審議し議決する。
      4. 運営委員会は会合を持つことができない場合、書面若くはメーリングリストでの承認によって運営委員会の承認とすることができる。
      5. 運営委員は、本委員会全般の活動として行うシンポジウム・研究会について企画、調整、遂行等を行うものとする。
      6. 運営委員の任期は 2 年とする。ただし再任を妨げない。
    8. 分科会
      1. 研究テーマ毎に、研究活動を遂行するための分科会を置く。
      2. 分科会には主査および副主査を置く。 主査は委員とする。主査および副主査の任期は2年とする。ただし再任を妨げない。
      3. 分科会の設立・廃止は、運営委員会の承認を必要とする。
      4. 分科会は、適宜、研究活動を遂行する。また、本委員会全般の活動として行うシンポジウム・研究会の機会に分科会の会合を開催できるものとする。
      5. 分科会は、年度毎の活動方針および予算、活動結果および決算を委員会総会あるいは運営委員会に報告および提案し了承を受けるものとする。
      6. 分科会は、本委員会全般の活動として行うシンポジウム・研究会において、当該研究テーマに係る企画、調整、遂行等を行うものとする。
    9. コアメンバー
      1. コアメンバーは、委員長、副委員長、事務局長および、委員長が指名する委員若干名(元委員長など)で構成する。
      2. コアメンバーは、本委員会発展のための企画、調整、遂行等を行うものとする。
    10. 事務局
      1. 総務・会計活動を担当する事務局と事務補佐員を置く。
      2. 事務局は、事務局長の所属するところに置く。
    11. 監事
      1. 監事は運営委員会が推挙し委員会総会の承認を経て委員長が委嘱する。監事は運営委員会ならびに事務局の業務執行の状況を監査する。
      2. 監事の任期は 2 年とする。ただし再任を妨げない
  2. 加入承認、脱会および除名
    1. 学界委員および協力会会員(企業等)の本委員会への加入は、運営委員会の承認、委員会総会への報告を必要とする。
    2. 学界委員の脱会、協力会会員(企業等)の脱会、協力会会員(企業等)委員の交替は、運営委員会および委員会総会に報告されるものとする。
    3. 本委員会にふさわしくないと認められる委員の除名は、運営委員会で発議し、委員会総会で決議することができる。
  3. 委員の任期
    1. 学界委員は原則として、現職の大学等教員並びに国公立研究所研究者等で構成する。その任期は本委員会の設置期間とする。但し、委員会継続の場合の再任を妨げない。
    2. 協力会会員(企業等)の委員の任期は本委員会の設置期間とする。但し、委員会継続の場合の再任を妨げない。
    3. 委員会委員は学界委員 20名以上及び、協力会会員(企業等)委員20名以上で構成する。
  4. 委員会の経費および会費
    1. 委員会経費は協力会会員の会費をもって充てる。
    2. 年度会費の額は原則として次の通りとする。
      1. 協力会会員(企業等): 1口 20万円
  5. 委員会の会計
    1. 本委員会の年度毎の予算及び決算は、委員会総会の了承を受けるものとする。
    2. 年度途中において、適宜、運営委員会に報告し、進捗状況の確認を受けるものとする。
  6. 活動
    1. 本委員会は以下の活動を行う。
      1. インターネット技術の研究・開発
      2. インターネット技術の教育・普及
      3. 研究・開発のためのネットワークの運用
      4. 若手研究者や大学院生の国最適な研究活動の支援
      5. その他これに関連した活動
  7. 委員会の設置期間
    1. 本委員会の設置期間は5年間とする。但し、運営委員会の決議を経て委員会総会での確認に基づき、日本学術振興会へ設置期間の継続を申請することができる。
  8. 委員会の終了
    1. 委員会の設置期間の満了等に伴い委員会を終了する場合は、運営委員会の決議を経て委員会総会で確認を行う。また、委員会の設置期間を継続しようとする場合についても同様とする。
    2. 委員会終了に伴う残余経費の処理については、日本学術振興会協力会と事前に相談の上、適切な処理を行うものとする。
  9. 運営規約の改訂
    1. 本運営規約の改訂は、運営委員会の発議を経て委員会総会で了承を必要とする。
  10. その他
    1. 本運営規約に定めるほか、本委員会の運営に必要な事項は運営委員会の議を経て委員長が定める。

改訂履歴

  • (改訂) 2011 年 11 月 29 日

ITRC第4期分科会

現在下記の分科会が活動を行っております。

CIS (キャンパス情報システム分科会)

  • 主査
    • 岡部 寿男(京都大学)
  • 副査
    • 秋山 豊和(京都産業大学)
    • 丸山 伸(㈱シー・オー・コンヴ)

INI (情報流通基盤分科会)

  • 主査
    • 曽根 秀昭(東北大学)
  • 副査
    • 山崎 康広

MINX (医療情報ネットワーク連携分科会)

  • 主査
    • 辰巳 治之(札幌医科大学)
  • 副査
    • 水島 洋(国立保健医療科学院)
    • 戸倉 一(㈱エヌアイエスプラス)

NWGN (新世代ネットワーク構築のための基盤技術研究分科会)

  • 主査
    • 大崎 博之(関西学院大学)
  • 副査
    • 笹部 昌弘(奈良先端科学技術大学院大学)
    • 鈴木 一哉(秋田県立大学)

UAT (UA 技術の普及・実践分科会)

  • 主査
    • 釜江 常好(東京大学)
  • 副査
    • 渡辺 隆行(東京女子大学)
    • 中山 雅哉(東京大学)

NVW (ネットワーク仮想化分科会)

  • 主査
    • 中尾 彰宏(東京大学)
  • 副査
    • 真野 浩(コーデンテクノインフォ㈱)

RICC (地域間インタークラウド分科会)

  • 主査
    • 柏崎 礼生(国立情報学研究所)
  • 副査
    • 近堂 徹(広島大学)
    • 北口 善明(東京工業大学)

PIoT (IoTデータ連携推進分科会)

  • 主査
    • 秋山 豊和(京都産業大学)
  • 副査
    • 真野 浩(コーデンテクノインフォ㈱)